診療内容
整形外科は運動器の疾患を扱います。運動器とは骨・関節・筋肉・神経などを指します。骨折・捻挫・打撲・脱臼などの外傷から変性疾患などを主に扱います。
人口の高齢化に伴い、大腿骨頚部骨折・腰椎圧迫骨折・手関節骨折などの外傷性骨折のほか、加齢に伴う関節痛・上下肢のしびれ、疼痛などの治療を行っています。高齢化による骨粗鬆症に対しては骨塩定量装置などを用い、評価・治療を行っております。
スポーツ障害に対しても治療を行っております。MRIやCTなども用いて評価を行っております。
対象となる疾患は非常に多く、多岐にわたっていますので、頭部・胸部・腹部以外の骨・筋肉・関節・靱帯・神経に関することであれば、まず、整形外科を受診してください。
主な診療疾患
- 脊椎疾患
首、腰の痛み、手足の疼痛やしびれ、麻痺、歩行障害などの診療
代表的な疾患名としては、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、頚髄症、腰曲り、脊椎圧迫骨折、後縦靭帯骨化症、脊椎脊髄腫瘍など - 関節疾患
変形性股関節症、臼蓋形成不全、大腿骨頭壊死症、リウマチ性関節症、変形性膝関節症 - 骨折・脱臼
四肢骨折・脱臼、脊椎外傷 - スポーツ障害・外傷
膝、足関節の靭帯損傷、膝半月板損傷など - その他
手根管症候群、腱鞘炎、外反母趾など
診療の実績・治療実績
2019年度主要手術症例 | |
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骨折観血的整復固定術 | 145例 |
人工骨頭置換術 | 24例 |
人工膝関節置換術 | 10例 |
脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術 | 32例 |
膝関節鏡手術 | 15例 |
椎間板摘出術 | 6例 |
その他
日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究について当科では鍼灸に関する書類作成は受け付けておりません。