中央手術室の特徴
東京共済病院は、地域の基幹病院として、急性期医療を提供しています。その中で、外科的手術を中心とした診療の現場とし責務をはたしております。手術室における医療は、迅速、正確かつ安全に提供できることが重要です。医療が高度になり、手術の方法も低侵襲手術を目的とした新しい術式に対応できるように、設備の充実と、スタッッフ教育に力を入れています。
当院では、消化器外科、呼吸器外科、泌尿器科等における内視鏡下手術、脳外科の血管内治療(手術)や認知症(正常圧水頭症)を手術で治すLPシャント手術、整形外科では腰椎の圧迫骨折に対する手術など難易度の高い手術や、特殊な手術に対応していますが、いずれも麻酔科や担当各科の医師との綿密な情報交換を行い、迅速、正確、安全を実践しています。また、看護スタッフの術前・術後の訪問や、手術室見学等で患者さんのメンタルケアーも努めております。
手術室の設備と環境
手術室は6室6ベッドで全室集中モニターリング管理内視鏡手術ユニットは全7ユニット、低侵襲手術に欠かせない超音波凝固切開装置は5台、手術用顕微鏡4台などを備えています。
また、環境汚染を予防するため、エチレンオキサイドガスによる滅菌装置を廃止し、低温プラズマ滅菌器を導入しています。
手術室運用 実績 年間手術件数
年度 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 |
---|---|---|---|---|---|
総手術件数 | 1,889 | 1,895 | 1,937 | 1,733 | 1,687 |
手術室スタッフ