精神科心療内科




当科について

精神科と心療内科は同じようなものと誤解されていますが、精神科は精神疾患(障害)を対象としているのに対して、心療内科は心身症すなわち身体疾患を対象としているところに根本的な違いがあります。当院では心療内科を開設していましたが、数年前に閉鎖となり、2016年度からは精神科専門医が新たに着任し診療を行っています。歴史的背景から心療内科標榜が残っていますが、実態は純粋な精神科となっており、今後は精神科としての機能をより一層強化していくことになります。一般病院の精神科として、外来や入院での診療はもとより、現在最も重要視されている役割が他科との連携によって行われるリエゾンコンサルテーションや緩和ケアです。また、救急車受け入れにも最大限の努力を払っています。


診療対象

主に疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)に定義されている精神および行動の障害にあたるもの。

  • 症状性を含む器質性精神障害(認知症 せん妄 身体疾患に起因する精神症状など)
  • 精神作用物質による精神および行動の障害(アルコール症など)
  • 統合失調症、統合失調症型障害および妄想性障害
  • 気分(感情)障害
  • 神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害
  • 生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群(非器質性睡眠障害など)
  • 心理的発達の障害(発達障害 注意欠陥・多動性障害など)
  • 知的障害
など
ほかに睡眠時無呼吸症候群の診療も行います

診療体制

常勤医 精神科専門医2名
非常勤医(週一日) 精神保健指定医1名
臨床心理士 1名
(ほかに看護部所属精神看護専門看護師1名 医療社会相談室所属精神保健福祉士2名)
外来診療 毎週火曜日 水曜日 木曜日(午前午後)金曜日(午後)
入院診療 南館8階病棟を主に責任病床数 4床

当科診療の特徴

内科等との混合一般病床(医療法上の精神病床ではない)での入院医療

説明と同意に基づき、患者さんの任意性を最優先した入院医療となります。
精神保健福祉法による医療保護入院・措置入院などの入院は行いません。


ECT(電気けいれん療法)の活用

麻酔科・手術室の協力のもとで適切にECTを施行する体制を整えており、難治例や緊急性のある症例の対応も可能となっています。


ECT(電気けいれん療法)の活用

麻酔科・手術室の協力のもとで適切にECTを施行する体制を整えており、難治例や緊急性のある症例の対応も可能となっています。


リエゾンチーム活動

身体各科に入院中の患者さんに生じる様々な精神医学的・心理学的問題に対して、多職種で構成されたチームが主治医や病棟看護師と協力して治療・ケアにあたります。


緩和ケア

2018年度からの緩和ケア病棟開設に向けた準備を進めています。
目黒区内で初の緩和ケア病棟となる予定です。


当科のモットー

最近の精神科医療にありがちな、安易な診断や薬物療法偏重を避け、高度な先進医療ではなくても、少なくとも適切さを欠いた医療を行わないこと。


受診(初診)までの流れ

予約制ですので電話でご予約をおとりください。予約専用電話:03-5794-3760
紹介状をお持ちの方は医療連携室までご連絡ください。直通電話:03-3792-6699