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脳神経センター(脳神経外科)

脳神経外科の特色

脳卒中から脳腫瘍まで、広く対応しています。
他に特発性正常圧水頭症や顔面痙攣、三叉神経痛治療も行っています。
クモ膜下出血や各種の脳腫瘍に対する外科治療を得意分野としています。
クモ膜下出血(脳動脈瘤)については急患数の増加に伴い増加中です。
脳腫瘍は、聴神経腫瘍の紹介症例が多くみられます(関東地区で3指に入る手術数を数え、通常の片側性聴神経腫瘍については、輸血0、全例 社会復帰を果たしています)。
神経内科と共に脳梗塞急性期の血栓溶解療法も行っています。


担当医師

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医師名 桑名 信匡(くわな のぶまさ
役職 院長
専門分野 脳腫瘍、脳血管障害、特発性正常圧水頭症
資格 日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医


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医師名 関 要次郎(せき ようじろう
役職 脳神経外科部長、脳神経センター長
専門分野 脳神経外科疾患
資格 脳神経外科専門医、脳卒中専門医、リハビリテーション専門医・施設指導医、臨床神経生理学会認定医、神経内視鏡学会認定医、身体障害者福祉法指定医(その他、脳神経外科学会評議員、聴神経腫瘍研究会世話人、大阪市立大学非常勤講師、医学博士)


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医師名 鮫島 直之(さめじま なおゆき
役職 脳神経外科医長
専門分野 脳神経外科疾患
資格 日本脳神経外科学会専門医、日本脳神経外科学会評議員、日本脳卒中学会専門医


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医師名 渡邊 玲(わたなべ あきら
役職 脳神経外科医長
専門分野
資格 日本脳神経外科学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医、日本脳卒中学会専門医、医学博士




実績

聴神経腫瘍に対する切除手術140例、三叉神経痛・顔面痙攣症に対する手術300例、聴性 脳幹インプラントによる聴力回復術2例。


最近のトピックス「聴神経腫瘍機能温存手術」

1)小型腫瘍に対する顔面・聴力温存に加え、上前庭神経機能の温存に成功(2例)
図1は中年男性の小型腫瘍例(右側)で、顔面神経と聴力のほか上前庭神経機能も温存し、術後の平衡障害発生を防ぐことができました。他に若い女性症例にも同様な手術が実施されました。
<解説>最近聴神経腫瘍の多くが下前庭神経起源であることが分かってきており、小型腫瘍については理論上、上前庭神経の温存が考えられていた。聴神経腫瘍では既に上前庭神経機能の廃絶しているものが多いが、小型腫瘍(内耳孔から脳側へ突出した部分の腫瘍径が1cm以下のもの)では、聴力のほか上前庭神経機能が良好に残っている症例が見られるようになった。上記症例はその1例で選択的な腫瘍切除術を実施したものです。(2007年聴神経腫瘍研究会、ならびに聴神経腫瘍国際会議[バルセロナ]にて発表)

図1.左は術前、右は術後。左図矢印の腫瘍は術後消失。


図2.術後の温度眼振反応で、左右差はみられず。
この検査は外耳道に冷刺激(または温刺激)を加え、誘発されるメマイ反応を調べるもので、外側半規管(上前庭神経)の働きを示します。上から2段目(手術側)と4段目の速度波形がほぼ鏡面像になっています。

2)大型腫瘍で術後聴力が改善
図3は中年女性の大型腫瘍(31mm大)で、当初からガンマナイフ治療を予定し、これを安全に実施するため、腫瘍の部分切除を希望されて来院。腫瘍切除を実施し19mmほどに縮小(容積にして75%切除)。その際、内耳道後壁も削除したが、その結果聴力は殆ど聞こえない96.3dBから43.8dB(0dBが正常平均)へと著明に改善(図4)。
<解説>聴神経腫瘍手術では、聴力改善することはまれで、改善してもその多くが小型腫瘍例でした。大型ではこれまでに世界で数例しかなく極めてまれなことです。この例は初めから全摘は目指さず、ガンマナイフの安全照射のための腫瘍容積縮小を目的としたわけですが、術後蝸牛神経(聞こえに関する神経)の減圧効果が特殊なMRI画像で観察され、このことが、聴力回復につながったものと考えています。(2008年聴神経腫瘍研究会ならびに脳神経外科学会総会ミニシンポジウムにおいて発表)

図3.左が術前、右が術後.31mm大の腫瘍を部分切除(19mm大)し、内耳道後壁を削除。


図4.術前後の純音聴力図.術前96.3dBから43.8dBに改善。


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